成功と失敗についての名言・格言はたくさんありますけど、私はこれが一番好きですね。おなじみ、ジョセフ・マーフィーの言葉です。
失敗がいくつも見つかったら、成功は近いと思いなさい。失敗は、成功にいたる方法論の間違いを告げるメッセージです。
いいなぁ~。特に「方法論の間違い」っていうくだり。やり方が違ってるだけってことですよね。何らかの原因で、目指すところに到達できていない。それを「告げて」くれているんだな。そう考えるだけで失敗も有難いと思えちゃうから、不思議だよね。でもこの「お告げ」を感じ取れるかどうかこそ、本当に大きな問題であり、だからこそ、成功は近いぞ!という前のめりの姿勢でいなくちゃいけない、ということなのでしょうね。
もう一点は、失敗という言葉について。これは翻訳の問題と、定義の問題もあるでしょうね。同様に「挫折」という言葉についても頻繁に感じるんですけど、失敗や挫折っていう言葉って、それこそ本人の定義づけ次第で、レベルが全然違ってくると思いませんか?
何をもって失敗とするか。ここにいう、成功を目指しているうちの失敗って、失敗ってほどでもないとも思うんですよね。達成目標が見えているからこその失敗は想定内ですし、むしろ問題点を洗い出すために、あえてエラーを出してみることもあるでしょう。
また、到達目標が高くて再現性の低い試みの場合。例えば自分の肉体を使って実行するようなタイプの競技、演技など。こういうものには失敗は付き物ですよね。フィギュアスケートなどを見ていても、世界最高峰の競技大会でも、ジャンプで失敗することがあるのは当たり前ですしね。そういう失敗は、反省の材料にはなりますけど、いちいち重く失敗と捉えていたらキリがありませんし、考えるだけ時間の無駄というものです。
そう考えると、日本語には「失敗」を意味する言葉のバリエーションが少ないのかもしれませんね。漠然とは思っていましたけど。そもそも日本人にとって失敗は軽々しくできないこと。だからそう言わないし、結果としてバリエーションが少ないのかも。
「挫折」も同様。あるインタビューを受けたときに、自分が言ったことが挫折と表現されたことがあるんです。自分では挫折だなんて認識していなかったのですがね。記事を書く側にとっては、その人の挫折経験は「ドラマティックな話」。盛り上がりますよね。でも本人にとって挫折は、挫折と認めたときが挫折と確定する時。認めなければいつまでも進行中でトライしているということですからね(笑)
ただ、ダイエットについては、きちんと失敗と認識することも大事かも知れません。反省材料としての失敗、トライ&エラーです。そのためには期限と目標をきちんと持つこと。達成できなければ明らかな失敗であり、それは方法論が間違っていたということになりますよね。そういう意味では、正しく、小さく失敗することが、先へ進むためには必要なのでしょうね・・
【今日の感謝】
- 雨が上がって良い天気に
- やるべきことがスイスイ進んだ
- 話し方相談でいいアドバイスができた
- 自分の進むべき道が見えていてワクワクする
- このあとサッカーワールドカップ日本代表の試合
- そのために美味い酒を準備する
【痩せる晩酌】
大根、もずく、みょうが、新生姜、しらす。切って乗っけるだけです(笑)長芋の短冊、らっきょう漬けのあとの3品目になります。こんな感じで植物性の晩酌が、今宵も粛々と進むのです。今夜はサッカーのキックオフが24時!飲み始めを遅くしないと、本番見る前に眠くなっちゃうよね!